【タッピングタッチ】との出会い


トン…トン…トン…トン、
のんびりと散歩しているような、
ゆったりとしたリズム。

 

背骨に沿った筋肉の上のあたりを、
叩かれるでもなく、押されるでもなく、
ふれてはすぐ離れていく絶妙なタッチ。

 

軽くはずむような、
振り子のように、左右交互に伝わる、
指の腹のやわらかい感覚。

 

まるで、
初夏のこもれびのような陽ざしの中で、
ひなたぼっこをしているような、
温かくやさしい時間。

 

せなか、肩、うで、首、あたま…、
少しずつ移動していく感覚が、
徐々に意識の彼方へ消えていく。

 

背中と腕を、手のひらで上から下へと、
適度な圧でさすり下ろされるのを感じて、
今、ここにいるのを思い出す。

 

終わった瞬間の、なんともいえない、
この気持ちと解放感。

 

今まで経験したことのない、
不思議な感覚。

 

 

今を生きる、ここを感じる
タッピングタッチ

 

あなたは、どこを向いていますか?
どこに意識を向けていますか?

 

あなたは、何を見ていますか?
何を感じていますか?

 

あなたは、何かに怒っていますか?
何かを許せませんか?

 

あなたは、誰か憎んでいますか?
誰を責めていますか?

 

それは、過去に起きたこと?
まだ知らない未来への不安?

 

たくさんの過去に捕らわれるのではなく、
未来に縛られるのでもなく、
「今」ここを感じる自分でいよう。

 

少し私の話をさせてください。

 

タッピングタッチとの
出会いと想い

実は、1年前までの自分は、
ずっと「過去」に捕らわれていました。

 

「未来」にも縛られていました。
そして、「今」をまったく感じていませんでした。

 

厳しく躾けられた幼少時代、
6年間いじめ抜かれた学生時代、

 

青春と呼ばれる多感な頃は、
幸せを感じるには程遠かった。

 

そんな不幸な「過去」を、
「未来」で埋め合わせようとしました。

 

他人よりも、
「いい」家に住みたい、「いい」車に乗りたい、
稼ぎの「いい」仕事に就きたい etc.

 

「オレを不幸にした奴等に見返してやるんだ。」
「絶対 “成功” して人生の勝ち組になるんだ。」

 

「過去」に引きずられ、
「未来」を勝手に押し付け、
劣等感が染み付いたボタンの掛け違いが始まる。

 

自分にないものにしか焦点が当たらず、
自分が欲しいと思ったモノが手に入っても、
さらなる欲を追い求めるサイクルが続く日々。

 

身の丈をはるかに超える背伸びをした結果、
9年前に過重なストレスで心身KO。

 

パワハラ、アルコール依存症、うつ、
リストラ、離婚、自殺未遂 etc.
3年近く、社会復帰できませんでした。

 

ほぼ廃人のような状態で、
実家に引き取られる直前に残されたのは、

 

ゴミ屋敷同然の、部屋が埋もれるほどの、
ガラクタの山でした。

 

欲しかったモノは、何ひとつ手に入らず、
何も残らず、逆にすべてを失った。

 

何をやっても上手くいかない、
不幸自慢のオンパレードには、
自嘲を超えて、自信すらありました。

 

「このままじゃ、オレはただの負け組。」
「本当のオレは、こんなモンじゃない。」

 

「オレは、まだ本気を出していないだけ。」
「オレがこうなったのも周りのせい。」
「オレは、何も悪くない。」 etc.

 

この期に及んでも、
まだ間違っている自分を認めませんでした。

 

思考も行動も、何一つパターンを変えず、
そして、1年半前に、2度目のダウン。

 

その頃に出会ったのが、【タッピングタッチ】。
人生を180°変える契機になりました。

 

その時の衝撃的な感覚は、
今でも明確に残っています。

 

ゆったりと、やさしく、
自然に淡々とふれられるだけ。

 

たったそれだけのことでしたが、

 

「そのままでいいよ」「これでいいんだよ」
「今のあなたのままで大丈夫」「それでいい」…

 

そんな風に言ってもらったような感覚がありました。

 

そう、【タッピングタッチ】は、
自分が「今」を置き去りにしていたことに、
はじめて気づかせてくれました。

 

「やさしくされたかった」「大切にされたかった」
「愛されたかった」…

 

そんな思いにも、はじめて気づきました。

 

今まで、見ないフリをして、
絶対認めることのなかった、「今」の気持ち。

 

受け入れた瞬間、スッと心に入り、
ずっと重く圧し掛かっていた、
劣等感のカタマリが、フッと消えていきました。

 

「他人」と「過去」を変えるのは無理でも、
「自分」と「未来」は変わっていける、
そんな実感を得た瞬間でもありました。

 

インストラクター講座が終わった頃に、
そのことを確信した夜は、これでもかというほど、
布団の中で泣きました。

 

時間の流れが加速している、
この何かと忙しく慌しい「今」ですが、

 

置き忘れてきた自分を取り戻す。
あるいは気づいていない自分を発見する。

 

そんな「今」を感じる体験してください。
必ず「未来」が変わります。
「言葉のいらないケア」とも呼ばれる、
【タッピングタッチ】。

 

けっして万能ではありませんが、
あなたの中の何かに気がつく、
きっかけになるかもしれません。

 

今度は、
あなたのあなたらしい感覚で、
味わってみましょう。

 

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