入れたら出す。出してから入れる。

また、久しぶりになりました。
メッセージMovieの制作に専念していました。

 

こころとからだのケアファクトリー
【アイ アピール】代表の佐浦です。

 

今日のお題、
「入れたら出す、入れる前に出す」

 

どんな入れ物でも、基本的には容量は決まっています。
容量を超えた分量を入れれば、外に「あふれ」ます。

 

それは、私たち人間も同じことです。
胃袋の容量分しか食べられませんし、
肺活量の範囲でしか空気は吸えません。

 

脳も同じです。
知識も一度に一定量しか入りません。
「どこか別の場所」に移せば、また入るようになります。

 

そして、ストレス。
心理的、身体的、化学的、物理的ストレスは、
一定量溜め込むことができます。

 

次第に溜め込む量が多くなると、
どこかに痛みが出たり、脳の機能が鈍くなったり、
不具合がでてきます。
(自律神経失調症など)

 

やがて、満杯になって、あふれてしまうと、
こころとからだのブレーカーが一斉に落ちて、
「うつ」になります。

 

そうなる前に、入れたもの、入ってしまったものは、
必ず外に出した方がいいのです。

 

ところが、人間の脳の場合、入ったものを圧縮して、
さらに入れるようにする「我慢」という特技があります。

 

「このくらいならしょうがない…」
「私さえ耐えれば…」

 

そんなことの繰り返しで、一定容量の中に、
圧縮された超濃厚なストレスが蓄積されます。

 

それがあふれた場合、強烈な反動で、
勢いよく噴出していきます。

 

だから、そうなる前に、
入れたものは、まめに外に出してあげることが必要です。

 

具体的には、実際人に聞こえるくらいの声を出すこと。

 

「痛い」なら痛い。「苦しい」なら苦しい。
「つらい」ならつらい。「むかつく」ならむかつく。
「泣きたい」なら泣く。

 

「そういう状態なんだ」と、
自分の状態を自分で認めてあげることが大事。

 

そして、できれば自分以外の誰かに、
「聴いてもらう」とさらにいいでしょう。

 

なかなか聴いてもらう人がいなければ、
カウンセラーなどを使うのも手です。

 

まとめ

・あらゆる「もの」には容量が決まっている

・容量を超えて入れれば、必ずあふれる

・あふれる前に、じぶんで外に出す

 

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