感性とか感覚が、
じぶんとよく似ている、
ひとやモノに出会うと、
この上ない喜びを感じる^^
先週末、初めて、
名古屋に降り立った。
主目的はナゴドで野球観戦、
副目的は食べ歩き。
合間をどうするか?
スマホの地図を見て閃いた。
「そうだ、常滑に行こう!」
実は、オレ、焼き物が好き。
陶器や磁器の皿やカップなど、
見ているだけで和むし落ち着くし、
触ればテンションも上がる。
でも、実際の産地には、
行ったことがなかったので、
いい機会になった。
最初に入った店で、
目に留まったカップに、
すべて意識を持っていかれた。
「美しい…!!」
ああ、いいなあって思うものは、
星の数ほどあるけど、
鷲づかみされるのは、とても稀有。
均一にギリギリまで薄く軽い形状、
彫刻刀で縦に細かく刻まれた、
波のような模様。
そこに金色の横ラインが、
ドンと主張している。
金を際立たせるために、
まわりが彫られている、そんな感じ。
主役と脇役が明確になっていて、
でもすべてが全体を構成する、
重要なピース、その絶妙なバランス。
まさにオレ好みの感覚と感性ピッタリ♪
「シンプルが一番難しいんですよ」
「最初からシンプルになる訳ではない」
「いろんな試行錯誤で削ぎ落された結果」
店主・森下宗則さんの言葉。
陶歴を拝見したら、受賞歴多数、
名古屋・京都・大阪などで、
個展もしているらしい。
なんか、ひさびさに、
すっきりしたというか、
もやが晴れたというか、
感性の視界がバンって開けたな。
オレもじぶんの感性信じて、
カメラでもっと発信しよう、
そう思えた。