今日のテーマは、「理想の高さ」
ご無沙汰になりました、アイ アピール代表の佐浦です。
ここ2週間近く、インフルやら何やらで、
体調不良が続いていて、ブログ休んでいました。
休んでいる間に、
かつて「うつ」「自律神経失調症」だった頃のことを、
振り返ってみました。
そこで、思い出したのが、冒頭の「理想の高さ」について。
で、あなたにきいてみたいんですが、
もし、あなたが今「うつ」もしくは「うつっぽい」状態だとして、
仮に、その「うつ」と「うつっぽさ」が消えたとします。
そうしたら、あなたは、どんな人生、どんな生活を送っていますか?
もう一度、バリバリ仕事ができるようになって、
朝起きたらシャキーンとエネルギッシュ全開、
休日には友人とランチ、マルチな趣味や余暇を過ごし、
何もかも順風満帆…
人によって思い浮かぶことは違っても、
結構、「バラ色」な人生を思い浮かべません?
私も、そりゃ思ってましたよ。
この「不眠」が消えたら、この「イライラ」がなくなったら、
この「痛み」が取れたら、この「不安」がなくなれば…
自分はここまでできるはず、
他にも本当はいろいろできるようになると、
本気で思っていました。
でもね、それって、大きな勘違いなの。
「うつ」が消え、「自律神経失調症」もなくなった、
現実のオレはというと、
時々、ダルさが出てくるなど体調不良もあり、
朝から晩まで365日やる気バリバリでもなく、
掃除、洗濯、炊事もろもろの家事もたまに手も抜く、
人と会うことは好きだけど、たまにはひとりでこもっていたい、
そんな人間です。
いいこともあれば、悪いこともやってくる。
いいことだけが右肩上がりでもない代わりに、
悪いことがいつまでも続くこともない。
それが現実なんです。
いろいろセッションさせて頂いている中で、
共通していることが、「理想と現実とのギャップ」。
「うつ」や「自律神経失調症」に長年苦しんでいるほど、
自分も含めて、そういう傾向にあります。
バラ色の人生を思ったり、願ったりすることは、
決してまちがいではない。
けれども、理想に届かない状態のときに、どうするのか?
どうギャップを埋めていくのか?
そこの修正の仕方をどうするかが、
症状の解消への道筋になります。