「うつはこころのケガなので、薬を飲んで、
ゆっくり休養してください」
ちゃんと医者の言うことを守っているはずなのに、
どうしてなかなか状態が上向かないのか?
【アイ アピール】代表の佐浦です。
今日も実体験に基づいた話をします。
前回「うつ」が長期化する方の、
典型的なパターンをひとつ紹介しました。
もちろん、医者も間違ったことは言っていませんし、
あなたも悪いことは何ひとつしていません。
確かにそれは事実ですが、
では、いったい何が問題なのでしょうか?
キーワードは、この「休養」という言葉です。
さて、あなたは「休養してください。」と言われて、
いったい何をしますか?
…
…
きっと、
「寝る」「ふとんで横になる」「家で大人しくしている」
多くの方は、そんなことが思い浮かぶと思います。
「休養しろ」と言われて、人によっては、
「カラオケにいく」「趣味に没頭する」「旅行をする」
そんなこともするかもしれません。
…もう、おわかりでしょうか?
問題だったのは、
「休養」という言葉そのものだったのです。
医者と患者、それぞれが脳裏に浮べた「休養」が異なった。
つまり、「休養」という言葉があまりにも漠然としすぎて、
上手く意思疎通ができなかった結果なのです。
だから、どちらも悪くないのに…ということが起きる訳です。
もうひとつの問題点は、
「うつに対しての有効な休養とは、どういうものなのか」を、
具体的に明確化していないことです。
これは伝える側の責任ですが、
お互いの想像力に委ねてしまっている事が招いていることです。
自宅に戻ってからの過ごし方を、
もっと、具体的にアドバイスする必要があります。
そもそも、伝える側が、
「うつに対する有効な手段」と、
それを具体的に実践してもらうやり方を知っていないと、
こういう問題を引き起こす可能性が高いです。
こころとからだのケアファクトリー
Movin’ Therapy【アイ アピール】では、
セロトニン理論と代表の経験に基づいた、
具体的な対応方法をお伝えしています。
外的要因(=外のコリ)のストレスによる「うつ」には、
セロトニン神経を活性化させることが必要です。
そのキーワードは次の3つ、
「太陽の光を浴びる」
「リズム運動をする」
「グルーミングをする」
さらに具体的に何をすればいいのかは、
人によって好き嫌い・向き不向きがあるので、
個々人に合ったプランを提案しています。