施術ベッドを手放すことで、思ったこと。

整体施術用の折り畳みベッドを、
手放すことにした。

 

個人事業主としての第一歩は、
コイツと一緒だった。

 

事業の方向転換をしたこともあり、
最近ではほとんど使わなくなった。

 

30代の大半を棒に振った、
うつで引きこもっていた生活。

 

あまりにも辛すぎて、
じぶんの意思とは関係なく、
命を絶ちきろうしたこともあった。

 

さまざまな偶然と体験のおかげで、
自力で回復、社会復帰もできた。

 

じぶんの経験を伝えたい、
じぶんと同じ経験はして欲しくない。

 

そういう想いだけで、
サラリーマンを辞めて、
ひとりで活動をはじめた。

 

経験の裏付けなど、
必要なことはいろいろ学んだし、
何でも試した。

 

整体、心理学、カウンセリング、
セロトニン理論、タッピングタッチ、
睡眠指導、認知行動療法、
マインドブロックバスター、
情熱ライフナビゲート、
クラウンアンバサダー etc.

 

「誰かに伝えるため」もそうだけど、
それ以上に、じぶんと向き合うための、
必要な時間、必要な勉強だったんだろう。

 

今では、プロフィール写心撮影と、
メッセージMovie制作がメインの柱。

 

時間、状態、会う人、環境、
それぞれが、どんどん絡み合って、
必要なこと、やりたいこと、
したいこと、じぶんの方向性も、
どんどん変わっていく。

 

「うつのために」という、
看板からは変わったけど、

 

「ひとの心を動かし、ひとが変わるきっかけを提供する」

という、この大きな柱だけは変わらない。

 

なぜなら、これは、
情熱の源泉だから、絶対に揺るがない。

 

…幸い、施術ベッドは、
引き取ってくれる人がいる。

 

必要とする人に、
また使ってもらえるなら、
こんなにうれしいことはない。

 

オレも変わる。環境も変わる。
周りも変わる。みんなも変わる。

 

そして、一歩ずつ、
前に歩んでいけば、それでいい。

 

じぶんの明日が、
必ず来るとは限らない。

 

それを知っているから、
「今」を全力投球、
やりたいことは全部やるんだ。

 

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