熊本にボランティアに行って、感じた想い。

昨日、熊本へ、
Clown One Japanの一人として、
ボランティアに行ってきました。

 

今のじぶんにできる、
コミュニケーションとユーモアで、
相手と自分の感情を動かし、
少しでも豊かな人生の時間を、
生み出して共有すること。

 

それがオレなりの、
クラウンとしての姿勢です。

 

仲間10名とともに、
現地入りした、熊本県益城町。
先日の大地震で、被害が大きかった場所です。

 

まず、児童館に寄って、
親子のみなさまと交流。

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その後、すぐ近くにオープンしていた、
益城町復興市場・屋台村を訪れる。

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ブルーシートに覆われた屋根、
剥がれた外壁、傾いたブロック塀など、
まだ災害の跡がそのままあるところも。

 

そんな中で、今できることで、
復興を応援している力強い場所。
人の持つ力を改めて見ました。

 

そして、熊本赤十字病院へ。
様々な理由で入院している、
こども達の病室を訪問しました。

 

タンバリンをたたく、
ウクレレをひく、
ホワイトボードで絵を描く、
バルーンで動物を作る…

 

それぞれのメンバーが、
それぞれできることで、
こども達と家族、
病院のドクターや看護師、
保育士やスタッフを巻き込んでいく。

 

積極的に話しかけてくる子供、
恥ずかしがって引っ込む子供、
おっかなびっくりな赤ちゃん、
見たことがない服装で泣き出す子も。

 

ひとりひとり、全く違う反応を見せる。
それでも、それだからこそ、いいんだ。
みんな違っていいんだ。
だって、生きているから。

 

こうしなきゃいけない、
こうでなれればならない、
そんなものは、何一つない。
何一つ必要ない。

 

自然で素直なこども達の、
表情や反応を見て感じて、
じぶんが人間であることを、
再確認させてくれた。

 

ここにいるこども達は、
少なくとも他の人よりも、
生命の危機により近いところにいる。

 

近いうちに元気になるかもしれない、
1ヶ月経ってもそのままかもしれない、
ひょっとすると明日いないかもしれない。

 

各々がそれぞれの状況や状態と、
否応なく向き合わなければならない。
それを見守る家族やまわりの大人たちも、
また同様だと思う。

 

つらいかもしれない、
痛いかもしれない、
しんどいかもしれない。

 

そして、このこども達は、
「今」としか向き合っていない。

 

それに比べれば、
やれ、仕事がどうだとか、
あの人にこんなことをされたとか、
この人にこんなこと言われたとか、

 

じぶん達に起きる、
ほとんどの問題なんぞは、
ホント、小さなことだと感じるし、
マジで、どうでもよく思えてくる。

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…今後も、じぶんが提供していることや、
クラウンワンジャパンでの活動を通して、

 

少しでも関わる人、あった人の、
QOLの向上の一助になれるよう、
今のじぶんに今できることを、
積極的に提供していきたいと思う。

 

こういうことができる、
素晴らしく素敵な仲間に恵まれて、
オレは幸せ者だと思う^^

 

P.S 熊本の地元紙が「クラウンワンジャパン」の取材に来ていました。
ついでにオレまで映っちゃいました(笑)

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