▼目次
今日は、セロトニン神経を活性化させる方法の、
2つめ「リズム運動」をお話します。
1.薬を使わない「うつ」解消方法
薬を使わない「うつ」「パニック障害」などを解消するには、
セロトニン神経の活性化が必要です。
セロトニン神経の活性化のキーワードは、次の3つです。
1.太陽
2.リズム運動
3.グルーミング
2.リズム運動
セロトニン神経の活性をする方法のひとつは、
【リズム運動】です。
リズム運動というと、真っ先に思い出されるのが、
ダンスなどが思い出されるかもしれません。
しかし、セロトニン神経活性化のための「リズム」とは、
「脳の前頭前野が指令を出して、集中して一定のリズムで、筋肉を動かす」
という意味です。
なので、リズム感が「ある」「なし」ではないです。
では、どんなものが「リズム運動」に該当するかというと、
例えば、
・呼吸
・咀嚼(そしゃく、食事でかむこと)
・腹式呼吸
・座禅、瞑想
・お経、お題目、お祈りをする
・歩く(ウォーキング)
・ラジオ体操
・カラオケ
・ヨガ
・ストレッチ
・タッピングタッチ
・メンタルケア整体
など、極端な話ですが、
「リズム」があるものなら、何でもOKです。
3.リズム運動のコツ
セロトニン神経の活性化のための、
「リズム運動」のコツは、
・かんたんなものを選ぶ
・ひとりで集中できるものを選ぶ
・疲れない程度で行う
「かんたんなものを選ぶ」には理由があって、
覚えるのが難しい運動だと、覚えることに脳が集中するため、
セロトニン神経を活性化させるには、不向きだからです。
ただし、難しい運動でも、覚えてしまって、
無意識にできるようになるレベルまで習得してしまえば、
逆に、セロトニン神経を活性化が大きく期待できます。
「ひとりで集中できるものを選ぶ」理由は、
2人以上が集まると、なかなか集中できないからで、
集中できないと、セロトニン神経が活性化されません。
(ただし、2人以上集まると別の効果があります。
この話は次回にお話します。)
「疲れない程度で行う」理由は、以前にお話していますが、
疲れるということは「ストレス」が心身に過度の負担をかけるので、
セロトニン神経が活性化するどころか、逆に弱体化します。
なので、1回につき、
5~30分の間で行うことを目安にしましょう。
もちろん、あなたの状態にもよるので、
必ずしも5分にこだわらなくても大丈夫です。
疲れを感じたら、そこで終わりにすればOKです。
いちばんのコツは、「長時間より長期間」。
次回は、セロトニン神経の活性化の3番目の方法、
「グルーミング」について、お話します。